遮音・防音
音波(入射波)は壁に到達すると、その壁自体を音波と同じように振動させます。その物体の振動により再び音波が発生します(反射波)。これによって生じたものが反響で、物体によって、反響する音波は変化します。
音波は、壁の内部に有る空気も振動させ、空気は膨張収縮を繰り返します。
空気の粘性、空気と繊維の摩擦、繊維同士の摩擦により熱エネルギーが発生し、その熱エネルギーは壁等に吸収されます。残りの音波は透過波となり室内に侵入します。この時、エネルギー保存の法則により、入射波=反射波+熱エネルギー+透過波となります。
透過波や開口部から侵入した音は、内壁で同じ作用を繰り返します。コンクリートのような剛体で、平行な壁では何度も反響を繰り返して残響となることがあり、場合によっては生活に不向きな空間となります。
空気の粘性、空気と繊維の摩擦、繊維同士の摩擦により熱エネルギーが発生し、その熱エネルギーは壁等に吸収されます。残りの音波は透過波となり室内に侵入します。この時、エネルギー保存の法則により、入射波=反射波+熱エネルギー+透過波となります。
透過波や開口部から侵入した音は、内壁で同じ作用を繰り返します。コンクリートのような剛体で、平行な壁では何度も反響を繰り返して残響となることがあり、場合によっては生活に不向きな空間となります。
ガイナの表面はミクロの凹凸があり、単位当たりの表面積は極端に大きくなっています。平滑ではない塗装膜の表面に到達した音波は複雑に反響し、効率的に熱に変わり、透過波と反射波を小さくします。
室内に平行な壁があっても、その表面のミクロの凹凸によって実際には平行ではなく、残響も起こしにくくなります。